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JAL、東京〜ロサンゼルス線就航60周年 大貫常務「北米路線の一丁目一番地」
日本航空(JAL)は5月28日、東京〜ロサンゼルス線の就航60周年記念式典を成田空港で実施した。
東京〜ロサンゼルス線は1959年5月28日、東京/羽田発着のホノルル経由路線として週3往復体制で開設。当時の機材はダグラスDC-7C型機で、東京/羽田発の初便の乗客は40名だった。現在は東京/成田発着で、ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席の計244席仕様のボーインク777-300ER型機を使用して、1日1往復運航されている。
JL62便の出発に合わせて開かれた式典で、あいさつに立ったJALの大貫哲也常務執行役員はロサンゼルス線を「まさに北米路線の一丁目一番地」と表現。「きょうから61年目。その先に向かってまだまだ歴史は繋がっていく」と、数ある北米路線の中でも利用者が圧倒的に多いという同路線の未来に期待を寄せた。
続いてマイクを握ったJL62便の江原泰博機長は、「ロサンゼルスは思い入れがある空港」と切り出し、「副操縦士になった時、太平洋を渡って一番最初に着陸したのがロサンゼルスだった」と話した。ロサンゼルス線の乗務は今回で91回目だという。江原機長はロサンゼルス空港について、「いつ行っても天気が良く、パイロットにとっても非常に操縦しやすい空港」と評した。
式典では、60年前の就航当時から現在までの制服を紹介するショー形式のイベントも実施。2代目制服から10代目制服まで、7種類の制服を身に着けた客室乗務員が登場した。
搭乗が始まると、ゲートでは歴代制服の客室乗務員らが乗客に記念品を配った。JL62便は240名の乗客を乗せ、午後5時26分に出発。JAL社員が横断幕を持って見送った。