タイガーエア・オーストラリア、内部文書漏洩で数々のトラブル明らかに　クルーとスタッフの対立や燃料不足も

タイガーエア・オーストラリアの機密文章が漏洩し、内部でのずさんな管理体制が明らかにされた。メール・オンラインが伝えている。

この漏洩した機密文章の中には、クルーとスタッフの間で発生している激しい言い争いを含む対立や、手違いによる燃料不足等が含まれていた。クルーとそのほかのスタッフとの対立は深刻なもので、大きな声で叫んでいたり脅迫的な行為を行っているとのこと。

また、シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた内容によれば、3月3日にシドニーからパースへ向かっていた便で、177名の乗客がいたにもかかわらず、伝達ミスで一人も乗客がいない事になっており、燃料を計算する上で実際の重量よりも軽い重量で計算していた可能性があるとのこと。

結果として無事に着陸することができたが、オーストラリア民間航空安全局の最低基準を満たしていなかった可能性が指摘されている。

これらの報道を受けてタイガーエア・オーストラリアは、「タイガーエア・オーストラリアにとって最優先事項は安全性であり、我々はいついかなる時でも厳格に安全に関する手順を徹底して最高水準の安全性を確保し続けている」と声明している。

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