エアプサン、2018年めどに中型機導入で新路線展開へ 乱戦状態の韓国LCCで差別化進める

bx

エアプサンが、2018年を目処に中型機の導入を検討していることがわかった。それを前に、来年にも上場を視野にいれる。日経新聞が伝えている。

エアプサンは、日本線は東京/成田・大阪/関西・福岡〜釜山線を運航する格安航空会社(LCC)。運賃には20キロまでの受託手荷物が含まれ、福岡線以外では機内食を配布するほか、全路線でドリンクの無料サービスを行っている。機材は親会社のアシアナ航空で使用していたエアバスA320型機で、シートピッチは大手航空会社と変わらない81.3cmとなっているのが特徴。

韓国では、大手航空会社や財閥傘下のLCCが乱戦状態の中でも差別化したサービスが功を奏し、4年連続で最終黒字を計上している。

さらに、大韓航空傘下のジンエアーは、2015年夏にも中型機を導入した上で長距離国際線への進出を表明しており、韓国に乗り入れるエアアジアXやスクートなどの中距離線を運航するLCCに対抗する。エアプサンのほか、チェジュ航空も中距離国際線への進出を検討している。

詳細はこちら