G20大阪サミット、伊丹空港発着37便が遅延や目的地変更 関空は入館検査に時間要する模様

G20大阪サミット

関西エアポートは、G20大阪サミットの開催や台風3号の接近による、大阪3空港の6月28日午後11時半現在の運用状況について発表した。

伊丹空港でG20関連による遅延が発生した。1時間以上の遅延が到着23便、出発14便の計37便発生し、1便が他空港に目的地を変更した。悪天候により、宮崎や高知行きが欠航している。関西国際空港や神戸空港では影響はなかった。

関西国際空港では入館検査を実施しているものの、混雑や混乱はなかったとしている。一方で、泉佐野市内の宿泊施設を経営する男性によると、入館検査に時間を要して搭乗手続きが間に合わず、泉佐野市内に宿泊することになった利用者が複数人いるという。

関西国際空港連絡橋の関西国際空港からりんくう方面へは終日規制中で、関西国際空港発着のバスやベイシャトルは全便運休伊丹空港発着のバスは多くの路線で運休している。

台風3号による大きな影響は、現時点でない見通し。