JAL、ビジネスクラスで焼酎「森伊蔵」を1日限定提供
エアアジア・ジャパン、「新会社設立記者発表会」全文書き起こし(2)
7月1日に開催された、エアアジア・ジャパンの新会社設立発表記者発表会の全文書き起こしをお送りします。
同会見は、エアアジア・ジャパンの小田切義憲社長、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO、楽天の三木谷浩史会長がそれぞれ順番に登壇し、その後質疑応答、囲み取材が行われた。それぞれに分け、5回構成で配信する。(以下、敬称略、(1)から続く)
★
トニー「皆さま、ただいま。戻って参りました。こんにちは。
本日は記者会見にようこそお越しくださいました。また、ご参加ありがとうございる。また、小田切さん、すばらしいオープニングのスピーチをありがとうございました。エアアジア・ジャパンパート2ということで、私、非常に喜んでおります。パート3はないと思っている。パート2が最後ということで、『ポリス・アカデミー』のように第三部、第四部と言うふうにたくさん作ることはいたしません。パート2で完了したいと思っております。
パート1は既に終わったということで、私にとっても悲しい事でしたけれども、非常にANAは素晴らしいパートナーでありました。素晴らしいパートナーでしたが、やりたいことが違っていた、やることに関する見方が違っていたので解消に至ったわけであります。
しかし、うれしいこともありました。というのは、違うやり方でトライするチャンスを与えられた。そして、最初からやりたかった夢を叶えることが出来たからとなる。エアアジアというのは非常にユニークな企業となる。いろいろな味が、いろいろな色があるわけとなる。いろいろなやり方で仕事をします。
こちらに立っている美しい女性たち、東南アジア、日本、韓国を含めまして、いろいろな方がいらっしゃいますけれども、初めて女性のパイロットを採用したのもエアアジアでありますし、ミスタイランドになった人がキャプテンになったというような事例もあります。そして、この旅行業界というものを変革したと思っている。
元々13年前に2機しかなかったですが、現在は160機の飛行機を持っていますし、また、(13年前は)20万人(だったもの)が、今年は5,100万人の旅行者に対してサービスを提供できるということであります。
ということで、日本でも大きな違いを生み出したいと思う。エアアジア・ジャパンパート2において、それを是非実現したいと願っております。
まずチームに感謝したいと思う。小田切(社長)が申しておりましたけれども、最初は青いシャツを着ていましたが、まだ彼の中には少し青が残ってると思うんですね。まだ完全には切り替わっておりません。ほぼ完全に赤になりつつあるといったところだと思う。ちなみに下着も赤だそうとなる。おそらく後でお願いすれば見せてもらえると思う。
本当に素晴らしい仕事をチームがやってくれました。一旦日本から撤退して、もう一度構築し直すということで、この小田切(社長)のような勇気のある人間でないと、26年間、ANAで仕事をして、全くその後で全く新しいことをやろうという勇気はないということで、この小田切社長に対して大きな拍手を皆様お願い致します。
やはり、たくさんの勇気が必要となる。居心地のいい場所を離れて、全く新しい試みをするということとなる。また、行き先もはっきりわかっていないとわけとなる。ということで、小田切社長、勇気ある一歩を踏み出してくださってありがとうございる。
ジェームズさん率いるチームのみなさんがいると思いますけれども、決してあきらめずに、信じ続けて仕事をしてくださってありがとうございる。ジェームズさんのご尽力にも感謝したいと思う。おかげさまで、第2幕、パート2が実現した。本当に一生懸命仕事をしてくださって、また信じてくださってありがとうございる。また、私が夢を見続けることを可能にしてくださってありがとうございる。
また、秦さん。世界で一番今ストレスを感じていらっしゃると思いますけれども、里美さん。彼女にとって私は悪魔の様な存在だと思う。DELLを辞めるられたときに、おそらく人生が一変するよと声をかけて誘ったのですが、確かにそうだなと思っていると思う。本当にありがとうございる。エンジニア、パイロットの皆さんにも感謝したいと思う。それからマレーシアの皆さん、三木谷さん、本当にありがとうございる。エアアジア・ジャパンの第2幕、おかげ様で実現した。
そして、新しいパートナーの皆様に一言申し上げたいと思う。エアアジア・ジャパンというのは特別な存在になる。なぜかというと、いろんな計画や事業のアイデアは出せると思うんですけれども、本当にその夢を実現するには人間が必要なんとなる。さきほどスタッフの話をした。
次にパートナーの話をしたいと思う。今回の事業において、日本の旅行業界を一変させようとしているわけなんとなる。日本は本当に素晴らしい国で、私も大好きとなる。本当に信じられないくらい素晴らしい国ですし、物事がうまくいっていると思うんとなる。そして、アジアで何が起きても、日本はアジアの中心であり続け、誰もが日本に来たがります。私の息子、13歳ですけれども、日本人になりたいと言っている。
エアアジア・ジャパンにおいては、世界を日本に呼び込む努力をしたい。つまり、お値打ち価格の航空券を提供し、これまでは、例えば東南アジアから、中国、韓国、台湾でもいいですけれども、これまで日本に来れなかった人を呼び込みたいと思っているわけとなる。日本人の方々にもよりたくさんアジアを知っていただきたい。そして、アジアと日本の距離を近づけたいというのが我々の夢であります。
そのために、本当に素晴らしい3人のパートナーがいる。オクターブのマイクさん、ありがとうございる。オフィスを間借りさせていただいて本当にありがとうございる。ちなみに賃料はかからないですよね。もしかしたら後から大きな請求書が来るかもしれませんが、払うつもりはありません。いずれにしましても、私どもの夢を信じてくださってありがとうございる。
そして、ノエビア(ホールディングス)の大倉社長、私の新しい友人であります。本当に素晴らしい方となる。みなさんもよくご存知かと思いますので、私があえて業績を語る必要はないと思う。おかげ様で、化粧品の会社でもありますすので、私がだんだん美しくなってきておりまして、2年後にはここいる女性と同じくらい美人になるのではないかと思う。日本人の女性に対しても魅力的な男性になれることを願っております。
さて、やはり、どこの会社よりも美しい女性が揃いました。これはなぜかというと、ノエビアのメイクアップがあるからとなる。ということで、日本線にいるCAに対して、これまた無料で化粧品をご提供してくださるということになっているようとなる。ご本人はご存じないかもしれませんけれども。皆さんありがとうございる。
ビジネスプランということ、あるいは大きなディスカッションがあったということ。本当に正しいことだということで、本日、このようなことになっているわけとなる。
そして、(アルペンの)水野社長。私もスポーツチームを所有しておりますので、ぜひスポンサーをよろしくお願いいたします。私の肉体改造にもお手伝いをいただきたいと思う。もう少しこれから先、体重を減らしたいと思っておりますけれども。やはり、水野様の業績も素晴らしいものがあります。これから先、パートナーとしてご一緒できることを楽しみにしております。
人こそがこういったことを現実のものにしてくれる、そう信じている。そういった意味では、このような素晴らしいパートナーに恵まれたということは、私達の幸せを非常にラッキーだと思っている。エアアジア・ジャパンのパート2はこの3人の素晴らしいパートナーが私達を信じてくれたことによって始まったと思う。
航空業界というのは非常にタブなビジネスとなる。パイロットが足りないということもあります。
しかし、パートナーの素晴らしい点は、彼らは実は飛行機も飛ばすことが出来るということなんとなる。ただ単に投資しているというのではなく、まず2名の方に、こちらからエアアジア・ジャパンのパイロットになっていただきたいたいと思っている。非常にコストコンシャスですから、まずはA320を飛んでいただこうと思う。来週からトレーニング始めますからよろしくお願いします。ヘリコプターとかウイングの修理とかをしながらぜひやってください。
今のジョークですから、あまり真面目に受け取らないでください。ぜひ、新聞には書かないようにお願い致します。日本は真面目な国でしたよね、確か。
しかし、今のは冗談ですから、彼らはパイロットとして働くわけではありません。非常にタフな状況であるのはその通りとなる。競争は激しいですし、どちらにしても競争というのは常につきまとうのですが、一つ、秘密兵器があります。日本市場における秘密兵器となる。これは飲み物となる。パートナーからいただきました。『眠眠打破』という飲み物となる。
エネルギーをこれで…
(眠眠打破を飲み干す)
補充した。
JAL、ANA、ピーチ、気をつけておけよ。そしてバニラも。
私は『眠眠打破』を飲みました。
★
3年前、私は素晴らしい方に出会うことが出来ました。
ある、クイーンズ・パーク・レンジャーズというサッカークラブを持っているのですが、クイーンズ・パークとマンチェスター・シティとの間での決勝戦で私は会うことが出来ました。もう本当に、私はドキドキしながら観ていたのですが、その時に紹介された方がいる。
その時は、もう一生懸命サッカーのことを考えていたので、何が起きたのかよくわかっていなかったんですけれども、最初に紹介された時にはちょっとぼーっとしていたのですが、その後戻ってあなたは本当に素晴らしい方だと気付きました、本当に紹介してもらって良かったという話をしたわけとなる。そしてその後、素晴らしい関係を築くことが出来ました。
本当に気が合ったんとなる。過去数年間の間に、人生をかけてやってくださったことは日本を変えた事にもなる。そして、一緒にいろんな楽しいことをやり、いろんな話をした。エアアジア・ジャパンが一番最初にアイデアとして浮かんだ時、一緒に何かをしませんかと話をしたわけとなる。日本においては、もう伝説的な男性となる。素晴らしい人であると同時に、彼もまたパートナーとなる。最後のエアアジア・ジャパンのパートナーで、非常に大切な友人でもある、楽天の三木谷さんを今からご紹介します。((3)に続く)