フィリピンでデング熱流行、昨年同時期より85%増 警告宣言も

外務省海外安全ホームページ

フィリピン保健省は、フィリピン全土でデング熱が流行しており、感染者数が昨年同時期に比べ85%増の11万人を超えたと発表した。7月15日には、全国に警告宣言を発出した。

デング熱は、蚊を媒介する感染症で、デング熱は,蚊を媒介とする感染症で,感染すると急激な発熱とともに、激しい頭痛、目の奥の痛み、激しい関節痛、筋肉の痛み、疲労、吐き気、嘔吐といった症状や発疹が現れる。まれに重症化し、デング出血熱やデングショック症候群を発症し、死に至ることもある。

在フィリピン日本国大使館は、長袖・長ズボンや虫除けなどにより蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、万が一発症した場合には早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるよう求めている。