成田空港からの終電・終バス繰り下げ 午前0時台発のバスも

成田国際空港

成田国際空港は、空港の運用時間の延長に伴い、アクセスの拡充や空港内店舗の営業時間を延長することを発表した。

京成電鉄は10月26日より、京成スカイライナーを日中時間帯に20分間隔とし、午後11時20分に成田空港駅を出発し、日暮里に午後11時59分に到着する京成スカイライナーを新設する。さらに終電時刻を繰り下げ、午前0時以降に成田空港を出発する普通列車の宗吾参道行きを新設する。

最終の京成スカイライナーを利用した場合、日暮里駅で各路線に乗り継いだ場合には、北春日部、守谷、取手、浦和美園、西高島平、和光市、元住吉、小手指、京王八王子、相模大野、高尾、雪が谷大塚、有明、磯子などへ到達ができる。

JR東日本は10月27日より、成田線で成田空港駅を午後11時45分発の千葉行きを臨時運転する。千葉駅には翌日の午前0時30分に到着する。そのままの総武線各駅停車へ乗り継ぐことで、津田沼まで到達ができる。

京成バスは、午前0時前後に成田空港を出発する、幕張新都心と東京駅行きの高速バスを新設する。第3ターミナルの出発時刻は、幕張新都心行きは午後11時55分、東京駅行きの「東京シャトル」は午前0時15分となる。幕張新都心行きは1時間30分、東京駅行きは1時間5分、これまでより終バス時刻が繰り下げとなる。

この他に、東京空港交通の東京シティエアターミナル・新宿・池袋線で午前0時台発を新設するほか、ビィー・トランセグループの「THEアクセス成田」も東京方面への深夜バスの運行を検討する。

空港内店舗は、最終便の出発・到着まで、免税店、物販店、飲食店、手荷物宅配カウンターなどの営業時間を延長する。