SUNQパス、消費税率引き上げ後も値段据え置き 10月から訪日韓国人向け2日券も設定

九州・山口の47のバス・船舶事業者が加盟するSUNQパス運営委員会は、「SUNQパス」を10月1日の消費増税後も現行通りの価格で販売する。

「SUNQパス」は、九州島内と山口県下関市周辺の高速バス、一般路線バスのほぼ全線と一部の船舶が連続3日もしくは4日間乗り放題となるフリーパスチケットで、「北部九州3日間」「南部九州3日間」「全九州3日間」「全九州4日間」の4種類が販売されている。価格は、福岡・佐賀・長崎・大分・熊本の5県と下関が対象の「北部九州3日間」が9,000円、熊本・宮崎・鹿児島の3県が対象の「南部九州3日間」が8,000円、九州7県と下関が対象の「全九州3日間」「全九州4日間」がそれぞれ11,000円、14,000円。

sunq 2days

また、SUNQパス運営委員会は、10月1日から12月31日までの期間限定で、福岡県・佐賀県・⻑崎県・熊本県・⼤分県・山口県(下関)を対象エリアとする「SUNQパス 北部九州+下関2日券」を韓国限定で発売する。発売価格は4,500円。発売枚数は50,000枚。韓国の旅行会社でのみ発売する。

同委員会は、発売にあたり、SUNQパス利⽤者の約8割を占め、同商品を要望する声があがった韓国のみを対象としたとしていて、3ヶ月の実績を鑑みた上で、販売期間の延⻑や他地域での販売について検討したいとしている。

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