首都高横浜環状北西線、来春開業へ 首都高の上限料金を引き上げへ

北西線

首都高速道路は、横浜青葉ジャンクション(JCT)~横浜港北JCT間を結ぶ横浜環状北西線を、来春開業する。

横浜環状北西線は、東名高速道路と、首都高・神奈川7号横浜北線・第三京浜道路を結ぶ路線。開業後は、東名高速と新横浜・横浜港・羽田空港などが高速道路で直結されるため、時間短縮が期待できる。

国土交通省が発表した「横浜環状北西線開通後の首都高速道路の料金の方針(案)」に基づき、首都高速道路は「横浜環状北西線開通後の首都高速道路の料金案」を作成し、発表した。

現行の首都高速道路の料金体系の場合、東名高速を経由して東京や埼玉方面に向かう最短経路よりも、首都高速道路の北西線及び横羽線を経由して同方面に向かう距離の長いルートのほうが料金が割安となってしまい、羽田空港や川崎市南部の交通増加による混雑が見込まれるため、迂回交通を抑制する料金調整を実施する。

首都高速道路

具体的には、消費税率10%の想定下で、東名高速と北西線を連続利用した場合に、普通車の首都高速道路道路の最大料金を1,800円に引き上げる。例として横浜青葉インターチェンジ(IC)から三郷JCTまでの料金は、東名高速の横浜青葉ICまでの料金を覗いて、東名・中央環状線経由では1,750円となるが、東名高速と北西線を連続利用した場合は1,800円に料金調整する。他の車種も同様とする。なお、連続利用には、東名高速と北西線を継続して利用する場合のほか、横浜青葉ICを流出し、一定時間内に乗り直した場合も含む。

首都高速道路では、この料金案に対する意見を9月12日までウェブサイト上のフォームと郵送で受け付ける。

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