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ドバイ空港会社、世界最大の空港プロジェクトの政府承認を歓迎 一度に100機のエアバスA380型機の利用が可能に
ドバイ空港会社は、9月10日、ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)にあるアル・マクトゥーム国際空港の拡張を承認するとの発表を歓迎する声明を発表した。
この開発は世界最大の空港プロジェクトとなる見込みで、工事は2段階に分けて行われる。第一期では、合計で年間1億2000万人の旅客を処理でき、一度に100機のエアバスA380型機が利用可能な2棟のサテライトビルの建設を計画。建設期間は6~8年の予定で、開発総面積は56平方キロ。総工費は総額1200億ディルハム(320億米ドル)となる。
また、最新技術の導入と効率的な処理で利用者の諸手続きにかかる時間を短縮。移動距離も短くすることにより効率的な乗継を可能にしたことも新空港の特徴。最終的に、年間2億人を超える旅客処理能力を持つことになる計画。
2020年末までにドバイ国際空港の利用旅客数は1億人近くに達する見通しで、向こう10年間の旅客および貨物の増加に対応すると同時に、2020年代半ばまでにエミレーツ航空の国際線ハブの移転を促す上で不可欠な関連施設の整備に向けた重要なステップとなるとしている。