JR東日本、首都圏在来線・新幹線は13日昼頃まで運転見合わせへ 「甚大な被害」のおそれ

JR東日本 E217

JR東日本は、10月13日の首都圏在来線や新幹線の運転を、少なくとも昼頃まで見合わせる見通しであることを明らかにした。

12日から13日にかけて、台風19号の影響が見込まれるため、12日の首都圏エリアの在来線・新幹線は計画運休している。台風通過後、安全確認のために設備点検を実施、必要により倒木・飛来物等の撤去、被災設備の修繕等を行い、その後順次列車を運行するとしていて、13日の首都圏在来線(特急列車含む)と新幹線は少なくとも昼頃まで運転を見合わせる。

台風19号が大型で非常に強い台風であるため、同社は、「甚大な被害が予想される」としていて、被害を受けた路線では長時間にわたり運転見合わせとなる可能性がある。

また、13日の山形新幹線・つばさ号や、スーパービュー踊り子、踊り子、あずさ、かいじ、富士回遊、ひたち、わかしお、しおさい、新宿さざなみ、新宿わかしお、日光、きぬがわ、スペーシアきぬがわ、草津、あかぎの各列車は終日全列車運休する。中央本線(高尾~小淵沢駅間)、青梅線(青梅~奥多摩駅間)、烏山線、水戸線、水郡線と、湘南新宿ラインも終日運転を見合わせる。武蔵野線のむさしの号、しもうさ号も運転を取りやめる。

13日に運転する各路線も、運転再開後に大幅に運転本数が減る見通しで、混雑緩和のため、運転再開直後の利用を控えるよう呼びかけている。