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高速バスのフルフラット座席、国土交通省がガイドライン公表
長崎県平戸市・佐世保市を中心に、鹿児島県を除く九州全域で、年会費7,000円で乗り放題のバス事業を展開するYOKAROは、私的再建での再生を断念し、営業の一部を「YOKAROバスユニオン」に譲渡すると発表した。
YOKAROは、2013年9月末までに再建スポンサーとして日本再生トラストが4000万円を出資。その後、運転資金として約2億円を融資したものの、前経営者から経営移行する際の負債約2億2000万円の圧縮について債権者との調整が進まないことや、一般社団法人YOKAROからの売掛債権約1億1500万円の回収の目処が付かないため、新組織「YOKAROバスユニオン」に営業の一部を譲渡する決定をしたとしている。
営業譲渡の後、YOKAROの筆頭債権者である日本再生トラストを中心に、全債権者と債務圧縮の協議を改めて行なうとしている。
YOKAROは、10月11日より3ヶ月間、平戸ルートを除く全便で運休している。