北陸新幹線の暫定ダイヤ発表 25日より全線で運転再開、運転本数は9割弱

北陸新幹線

JR東日本は、10月25日より全線で運転を再開する、北陸新幹線の暫定ダイヤを発表した。

東京駅と金沢駅を結ぶ「かがやき」は通常10往復、東京駅と長野駅を結ぶ「あさま」は同17往復、金沢駅と富山駅を結ぶ「つるぎ」は同18往復を運転しているところ、暫定ダイヤではそれぞれ9往復、11.5往復、17.5往復とする。東京駅と金沢駅を結ぶ「はくたか」は、通常同様の14往復を運行する。運転本数は従来の約88%に留まる。当面の間、暫定ダイヤでの運行を予定している。

暫定ダイヤでは「あさま」の運行本数が減ることから、上越新幹線の一部の「とき」が本庄早稲田駅に臨時停車するほか、臨時の「たにがわ」を運行する。また、一部の「はくたか」も安中榛名駅、佐久平駅に臨時停車する。

指定席券は、10月24日午前11時から発売する。一部列車は11月30日以降の運行計画は未定で、販売は11月29日までとなる。

北陸新幹線は、長野新幹線車両センターでの浸水被害のほか、長野〜飯山駅間では線路が冠水する被害を受けた。現在は東京〜長野駅間と上越妙高〜金沢駅間で折り返し運転を行っている。