JALやKNTら4社、「介護予防ツアー」を実施　体力に応じたルート用意

日本航空（JAL）、近畿日本ツーリスト首都圏、早稲田エルダリーヘルス事業団（早稲田EHA）、3eeeの4社は、「介護予防ツアー」を企画し、11月25日から27日までの3日間、催行する。

2018年には、JALと早稲田EHAが「介護予防チャーター」を実施した。今回は、早稲田EHAが運営する介護予防特化型デイサービス「早稲田イーライフ」の利用者のほか、3eeeのデイサービスの利用者も対象に加える。さらに、近畿日本ツーリスト首都圏による、介護予防につながる「チャレンジプログラム」も用意した。

日程は11月25日から27日までの2泊3日。天橋立や姫路城などをめぐり、ダイヤモンド有馬温泉ソサイエティ本館に宿泊する。

ウォーキングで観光ルートをめぐることができるチャレンジプログラムを利用者の運動機能や体力に合わせて提案するほか、早稲田大学スポーツ科学学術院の荒木邦子氏によるエクササイズなどを実施する。早稲田EHAと3eeeのスタッフや看護師が同行するため、旅先では利用者の運動レベルを考慮した歩行ペースとするほか、体温や血圧などのバイタル管理を行いながら安心して旅行を楽しめるようにした。

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