エアバス、最大離陸重量増強型のA330型機を最終組み立て 飛行テストを経てデルタ航空に2015年引き渡し予定

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エアバスは、同社のA330型機の最大離陸重量増加型の最終組み立てを開始した。初号機は型式証明取得のためのテストに使用され、並行して組み立てを開始した2号機が2015年第2四半期にデルタ航空に引き渡し予定となっている。

増加型はA330-200型機、A330-300型機共に最大離陸重量が242トンに増加される。これにより、最大離陸重量増加型A330-300型機は最大13時間の飛行が可能となり、同A330-200型機は15時間の飛行が可能となる。

また、これらの改良で航続距離が最大926キロ延長されるほか、同時に燃費性能を最大2%削減することができる。この最大離陸重量増加型のA330型機を現在9社が発注している。

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