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Airbnb、国際オリンピック委員会とパートナー契約
Airbnb(エアビーアンドビー)と国際オリンピック委員会(IOC)は、公式パートナー契約を締結した。契約期間は2028年まで。
Airbnbは「TOP(The Olympic Partner)パートナー」として、目標の中で持続可能な開発目標達成を支援するほか、2020年初めにも開始する「Airbnbオリンピアンによる体験」カテゴリを通じて、オリンピック選手とトレーニングしたり、一流アスリート
と街を散策するといった体験を提供し、オリンピックやパラリンピック選手が特技を活かして収入源を確保できる機会を提供する。
オリンピックの開催都市やステークホルダーが負担する宿泊費用の削減やオリンピック競技大会期間のみに需要がある新たな宿泊インフラの建設を減らし、地元のホストと社会に直接収入をもたらす等の効果が得られるような宿泊事業に関する規定も含まれる。また、2,800万米ドル相当のAirbnbに掲載されている宿泊施設を、競技やトレーニングで使用するアスリートに提供する。
Airbnbのジョー・ゲビア共同創業者は、「AirbnbとIOCはそれぞれこれまでに、この世界最大のビッグイベントの開催と宿泊施設確保で確かな実績を誇ります。今回締結したオリンピック公式パートナーシップ契約は、多様性の尊重、アクセシビリティ対応、持続可能性への配慮をさらに高め、選手とホストコミュニティが前向きなレガシーを後世に残していくことを目指すものとなる。Airbnbのミッションは誰もがどこにでも居場所のある世界の実現であり、Airbnbコミュニティがオリンピックの精神を担う力になれることを大変誇りに思います」とコメントした。
トーマス・バッハIOC会長も、「この革新的なパートナーシップは、オリンピック競技大会の効率的な開催が持続可能性を達成し、またホストコミュニティにレガシーを残すというIOCの戦略を下支えするものとなる。Airbnbのサポートにより、世界中のアスリートがスポーツなどの身体運動やオリンピックの価値を広める活動を行いながら自ら直接、新たな収入源を開拓する新たな機会をサポートしていきます。このパートナーシップにより、IOCが今オリンピアード期間(〜2020年)内に大会組織委員会や世界各国のスポーツ団体へ分配する50億米ドルに加え、競技生活を支える直接的な利益がアスリートにもたらされます」と期待を示した。