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【フォトレポート】エアバスA350型機遊覧フライト 模様を徹底レポート
11月20日、フランスのトゥールーズからアジアツアーで羽田空港に寄港している、エアバスA350型機の遊覧フライトが、報道陣や関係者を乗せて行われた。
使用されたのは、5機ある試験機のうちMSN5と呼ばれる5号機で、ロールスロイス社製エンジンを搭載。全長66.89メートル、翼長64.75メートル、総座席数は265席。ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制であるものの、エコノミークラスは前後で2社の別座席を搭載している。
機材には炭素繊維強化プラスチックを使用し、機内の与圧を低い状態に保つ事ができるほか、7つのゾーンに分けて温度管理ができるため、体への負担が少なく、快適なフライトが実現できる。
全日本空輸(ANA)が今年8月に導入した、ボーイング787-9型機とくらべても、燃費が9%低く抑えられるとしている。
搭乗客は、午前11時30分過ぎ、90番ゲートからバスで機体へ。
配布された搭乗券。報道陣は窓側席となる、AとLが割り当てられた。
搭乗した、日本航空(JAL)の植木社長。JALは、遊覧飛行を行ったA350-900型機を18機、さらに長胴型のA350-1000型機を13機の計31機をすでに発注している。
植木社長が着席している青いシートは、エコノミークラス前方に108席配置されている、「Zodiac US Z300」と呼ばれるシート。シートピッチは32〜34インチとなっている。
こちらはエコノミークラス後方に115席配置された、「Recaro CL3620」 。こちらのシートピッチは33〜34インチとなっている。
いずれのシートも、1列に「3-3-3」の9席を配置している。
機内エンターテイメントシステムは、大型タッチパネル画面と画面操作ができるコントローラーが設置されている。マップは指で自由に場所を動かすことができる仕組み。
エコノミークラス中央には、機体の状況をモニタリングする機械が。機体の状況を解析して本部に送り、機体の改良に活かすそう。
離陸後、エアバスのスタッフによって配られた昼食。トレーは世界各地の地名が書かれたオシャレなもので、味もよく、シャンパンとともに楽しいひとときを過ごすことができた。
富士山を左手に望みながら名古屋の手前まで飛行し、大島や木更津上空をフライトして羽田に到着。機内は歓声に包まれた。
機体お披露目の模様は別途お送りします。