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【フォトレポート】JR北海道、北海道新幹線車両「H5系」を報道陣に公開 列車名とシンボルマークを発表
2015年度末に開業予定の北海道新幹線の車両「H5系」が、11月20日、函館総合車両基地において報道陣に公開されました。
H5系はJR東日本のE5系をベースにした車両で、ボディ上部は東北新幹線と共通したイメージを保つため、E5系と同じ「常磐グリーン」を採用。中央の帯はライラック、ルピナス、ラベンダーを想起させる「彩香パープル」のラインを配置、ボディ下部は気品ある白色の「飛雲ホワイト」を採用している。
島田修JR北海道代表取締役社長・原口宰JR東日本常務取締役鉄道事業本部副本部長が列車名を発表。
東京・仙台~新函館北斗駅間を直通する列車を「はやぶさ」・盛岡・新青森~新函館北斗駅間を直通する列車を「はやて」とした。
既に東京から北に向かう列車として定着しているからとの理由となる。
H5系のシンボルマークも決定した。
「北海道の雄大さ」と北海道へ飛来する「シロハヤブサ」をモチーフに、北の大地と本州が新幹線で結ばれることによる「速達性と利便性」「地域間交流の拡がり」を表現している。
新青森~新函館北斗駅間の開業により、東京~新函館北斗駅間を約4時間10分で結ばれます。青函トンネルを含む82kmは在来線との共用走行する区間となる。
10両編成で、新函館北斗駅寄りの先頭車両10号車にグランクラスが18席。
9号車には、グリーン車が55席。
8号車~1号車は普通車となっている。
5号車にはバリアフリー設備・多目的室や車イス対応大型トイレがあります。
普通車全席に電源コンセントを設置、雪の結晶を模様にした床面やブラインドの柄や出入り口の配色等、JR東日本のE6系と異なる点があります。
12月からは走行試験も開始され、2015年度末の開業に向け準備を進めます。