スカイマーク、JALと提携か 国交省は難色示す

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経営再建を急ぐスカイマークが、日本航空(JAL)との提携交渉に入ったことが、日本経済新聞電子版やロイター通信の報道でわかった。

販売面での提携を行う見込みで、中型機のエアバスA330型機で運航する、東京/羽田〜福岡・札幌/千歳線での共同運航を軸に調整を行っているとしている。

スカイマークは、エアバスに発注した大型機A380型機のキャンセルに伴う違約金問題などで急速に経営状況が悪化。シミュレーターなどをリースバックするなど手元資金の確保を急いでいるほか、不採算路線の撤退などを進める一方で、高品質の「グリーンシート」や法人向け運賃の提供で顧客の囲い込みを急ぐ。

提携の報道で、スカイマークの株価は前日比50円高のストップ高となる、245円に急伸した。

日本経済新聞電子版によると、来年2月からの共同運航の開始を目指すとしている。

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