フィンエアー、札幌就航 北海道と欧州結ぶ唯一の直行便、週2便を通年運航

フィンエアーは、札幌/千歳〜ヘルシンキ線を、12月15日(札幌/千歳発はきょう16日)に開設した。

2020年3月27日までの冬スケジュール期間中は、札幌/千歳発は月・金曜、ヘルシンキ発は木・日曜、2020年3月28日以降の夏スケジュールでは、札幌/千歳発は月・木曜、ヘルシンキ発は水・日曜の週2便を運航する。機材はエアバスA330型機を使用する。いずれも共同事業を展開する、日本航空(JAL)と共同運航(コードシェア)を実施する。

札幌とヨーロッパを結ぶ、唯一の直行便となる。北海道各地のほか、同日接続ができる仙台などの東北地方や、充実した国内線ネットワークを活用した日本各地などからの乗り継ぎも想定する。北海道では4〜5年前から欧州線の誘致活動を行い、2017年には当時の北海道知事であった高橋はるみ氏が日本支社を訪れるなど、働きかけを強化していた。

新千歳空港で開催した就航記念セレモニーで、初便に乗って到着した、フィンエアーのミッコ・トゥルティアイネン グローバルセールス担当副社長は、「フィンエアーにとって日本は、本拠地に次いで大きな重要な市場。週2便で通年運航する、所要時間は約9時間で、簡単に接続できる。」と日本市場の重要性を強調し、地元自治体の支援に感謝した。

このほか、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使、中野祐介北海道副知事、JALの山崎賢太郎北海道地区支配人、フィンエアーの永原範昭日本支社長らが、テープカットで就航を祝った。

これによりフィンエアーは、東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、福岡に次いで5都市に就航することになる。

■ダイヤ
AY066 札幌/千歳(11:35)〜ヘルシンキ(14:10)/月・金
AY065 ヘルシンキ(17:05)〜札幌/千歳(09:00+1)/木・日

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