香港国際空港、スカイブリッジの主要構造物の設置を完了 全長200メートル、A380型機が通過可能

香港空港管理局は、香港国際空港に建設中のスカイブリッジの主要構造物の設置を完了した。

第1ターミナルと北サテライトコンコースを結ぶ、高さ28メートル、全長200メートルの橋で、エアバスA380型機が橋の下を通れるような構造となっている。現在、第1ターミナルと北サテライトコンコースの間はバスで移動する必要があるものの、供用開始後はバスの待ち時間がなくなり、徒歩で約5分から10分程度でアクセスできるようになる。

運用への影響を考慮し、空港敷地内の組み立て場所に2019年9月から10月にかけて部品を搬入して、組み立て後に約3キロにわたり、重さ5,000トンに及ぶ主要構造物を輸送。1月10日に設置した。

スカイブリッジは、2020年半ばの供用開始を目指すという。