エアバス、カタール航空にA350型機初号機を引き渡し 「航空業界に革命を起こす」

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エアバスは、現地時間12月22日、新型機機A350 XWBの初号機を、カタール航空に引き渡した。

エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者は、「A350 XWB初号機の引き渡しは、エアバスおよび航空史上において大きな躍進を意味するものだ。A350 XWBは顧客ニーズを満たすため、45年以上にわたり構築された我々の革新技術によって開発された世界最先端の航空機だ。航空業界に革命を起こし、人々の空の旅を進化させる」と述べた。また、「ローンチ・カスタマーであるカタール航空に、A350 XWB初号機を引き渡したことを喜ばしく思う。世界最高の航空機の引き渡し先が、世界最高クラスの航空会社とは完璧な組み合わせだ」と述べた。

カタール航空のアクバ・アル・バクル グループ最高経営責任者は、「ローンチ・カスタマーとして世界で初めてA350 XWBを受領したことを非常に誇りに思う。大きな期待と共に待ち続け、ついにこの世界最新の航空機を我が社に迎える日が来たことは喜ばしい限りだ」と述べた。

さらに、「パリ航空ショーで初めてA350 XWBを発注し、エアバスとのパートナーシッププログラムに投資してから7年間で、航空業界は著しい成長を見せた。世界の旅客数の増加が今後数年でさらに拡大することを私は確信している。カタール航空が、世界最新の航空機による新しい空の旅を提供する航空会社として航空業界を先導できることをうれしく思う」と語った。

これによりカタール航空はエアバスのワイドボディ機の全機種を運航させる世界で初めての航空会社となる。

A350 XWBは2014年11月末時点で41社から778機の受注を獲得している。

■ダイヤ
QR067 ドーハ(07:40)〜フランクフルト(12:30)
QR068 フランクフルト(15:25)〜ドーハ(23:25)

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