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モスクワ4空港で出入国時に指紋・顔写真の採取措置 12月から先行開始
外務省は、なりすましによる旅券(パスポート)の不正取得を防止するための強化週間を、2月20日の「旅券の日」に合わせて、2月20日から3月5日まで実施する。
審査強化期間中は、各都道府県のパスポートセンターで、申請者から理解を得ながら、本人確認の審査を厳重に行うとともに、警察などの関係機関と連携して、他人になりすました者による旅券の不正取得の未然防止と撲滅を図る。また、年内の適当な時期に別途、審査強化期間を設ける。
外務省が過去5年間に把握できた、なりすましによる旅券の不正取得数は、2015年が10冊、2016年が8冊、2017年が10冊、2018年が10冊、2019年が8冊だった。不正取得された旅券は、不法な出入国のほか、国際テロや人身取引といった国際犯罪、他人名義での借金や犯罪に悪用される可能性がある。