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ANA、機内やラウンジで提供する日本酒46銘柄を選定 3月から提供
全日本空輸(ANA)は、3月から機内やラウンジで提供する日本酒46銘柄を選定した。
319銘柄から書類審査や試飲審査で選定したもので、「農口尚彦研究所」、「而今」、「醸し人九平次」、「黒龍」などの希少性のある銘柄のほか、和食だけでなく洋食にも合う銘柄を取り揃える。提供する銘柄はクラスや季節により異なり、夏には爽やかでフルーティーな味わいが特徴の銘柄、秋には幅広い温度帯で楽しめる銘柄など、提供時期と全体のバランスを考慮したという。
第4回世界唎酒師コンクールでグランプリを受賞した「コンラッド東京」セリーズ/コラージュレストランマネージャーを務める、日本酒アドバイザーの北原康行氏は、今回の選定にあたっては、季節を考慮したラインナップとし、お食事とのペアリング(季節食材との関連性)と飛行距離に応じて香味特性を考慮しました。機内で複数から日本酒を選べる場合は、まずは香り高い純米吟醸系のものをアペリティフとし、その次に食事とは純米酒や生酛系を選ぶと、より日本酒をお楽しみいただけるかと思います。精米歩合の高い純米酒はお米の旨味を感じやすく、お料理との相性も良いのです。もちろん洋食にもあわせることができ、特にチーズと日本酒の組み合わせがおすすめです。」とコメントした。