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エイチ・アイ・エス、2020年10月期の業績予想を下方修正 最終赤字11億円の見通し
エイチ・アイ・エスは、2020年10月期の通期業績予想を下方修正した。
売上高は7750億円(前回発表比1250億円減)、営業利益は17億円(同176億円減)、経常利益は28億円(同167億円減)となり、純損益は11億円の赤字(当初予想は110億円の黒字)となる見通し。最終赤字は上場来初だという。
旅行事業、ハウステンボスグループ、ホテル事業といった中核事業を中心に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響が見込まれているほか、ハウステンボスのイベント施策や入場料金の改定が入場者数の改善に結びついていないことなどが響いた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が7月まで続くことを仮定した予測値で、実際の影響次第では変動する可能性がある。ハウステンボスの臨時休園の影響は算定中で、含まれていない。
エイチ・アイ・エスでは、中国本土と香港、マカオ行きのツアーを3月末まで中止している。イスラエル行きの添乗員同行ツアーも3月出発分を中止した。
1月の取扱高は、海外旅行が233億2500万円(同8.3%減)、国内旅行が37億8200万円(同0.1%減)、訪日旅行が18億9900万円(同3.1%減)となり、全体では290億700万円(同7%減)だった。
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