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エアアジア乗り放題パス、規約違反購入者の搭乗拒否へ マレーシア在住者条件、IP偽装で購入広がる
エアアジアは、マレーシア在住のエアアジアBIG会員向けに販売した、乗り放題パス「AirAsia Unlimited Pass(エアアジア・アンリミテッド・パス)」を購入した規約違反の利用者に対し、搭乗を拒否するなどの対応を行う。エアアジアの広報担当者が明らかにした。
「エアアジア・アンリミテッド・パス」は、エアアジアXとタイ・エアアジアXが運航する路線が3月2日から1年間乗り放題となるパスで、2月29日から3月7日まで、499マレーシアリンギット(約13,000円)で販売した。
エアアジアでは販売時に、マレーシアのIPアドレスからのアクセスに限り購入できるようにしていたものの、一部のブログやSNSで、IPアドレスを偽装するなどの方法で購入できることが話題となり、本来は購入できない日本をはじめとするマレーシア在住者以外の購入が相次いだ。
エアアジアの広報担当者は、「購入や利用はエアアジアが定める利用条件が適用される」としており、搭乗手続き時などに対象者ではないと判明した場合、搭乗を拒否すると明言した。支払額の返金はされず、没収される。規約には損害賠償についても規定されている。
なお、タイ・エアアジアXは日本線全路線を、3月16日から6月16日まで運休する。エアアジアXも日本への全ての路線で、一部便の運休を決めており、日本在住者による2社運航便の利用は、大幅に制限される。