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外務省、イラン全土に渡航中止勧告 感染症危険情報引き上げ
外務省は3月23日、イラン全土への渡航中止を勧告する感染症危険情報「レベル3(渡航中止勧告)」を発出した。
これまで、イランの8州に渡航中止を勧告する「レベル3」を発出し、それ以外のイラン全土は「レベル2(渡航自粛勧告)」としていた。
イランでは2月19日、2人の新型コロナウイルスの感染者を確認。以降、急速に拡大し、3ガル22日時点で21,638人の感染を確認。うち1,685人が死亡した。
3月6日には金曜礼拝を取りやめ、3月17日にはハメネイ最高指導者が、不要不急の旅行を禁止するとのファトア(宗教的見解)を発出していた。ローハニ大統領は4月3日まで、ショッピングセンターなどの閉鎖を指示している。すでに多くの航空会社がイランへの乗り入れを停止している。
在留邦人と渡航者に対しては、さらなる感染拡大や行動制限の強化の可能性も念頭に、最新情報の収集や感染予防に万全を期すよう呼びかけている。
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