KLMオランダ航空、約20年ぶりにオーストラリア乗り入れ 救援便運航で

KLMオランダ航空は、オーストラリアで足止めされた旅行者を本国へ輸送するため、20年ぶりにオーストラリアに乗り入れる。

初めてKLMオランダ航空がオーストラリアへ運航したのは、1934年のロンドン〜メルボルン線の直行便で、安全性を実証。その後は運航しておらず、乗り入れが実現したのは、第2次世界大戦後の1950年12月7日。当時は3日半かかった。現在はオーストラリアに乗り入れておらず、マレーシア航空と提携し、クアラルンプール経由で約23時間強で結ばれている。

救援便は6往復を運航する計画で、初便は4月4日にシドニーに到着。5日にアムステルダムに向けて出発し、6日に到着する。4月6日から10日まで運航する。その後は、週4便を運航するアムステルダム〜クアラルンプール線と、パートナーのマレーシア航空のオーストラリアやニュージーランド路線を活用して輸送する。利用者は約2,000人を想定する。

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