コスタクルーズ、長崎港に停泊中の2隻を近日出港へ 乗員を帰国させる意向

コスタクルーズ

コスタクルーズは4月24日、長崎港に停泊中のクルーズ船「コスタアトランチカ」号で、複数の乗員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、同じく停泊中のクルーズ船2隻を、近日中に長崎港から出港させると発表した。

出港させるのは、「コスタネオロマンチカ」号と「コスタセレーナ」号。PCR検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されなかった乗員を、母国に帰国させることを目的としており、日本国外に向かう。

コスタクルーズでは、「引き続き長崎県、長崎市などとの連携を緊密に取り、国土交通省、厚生労働省など国の関係機関とも相談しながら感染拡大の抑止に努めていく」としている。