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茨城県、「イメージアップ大賞」で魅力度最下位脱出目指す 実は3年連続最下位が”得策”?
茨城県の橋本昌知事は、ブランド総合研究所が毎年調査を行っている「都道府県魅力度ランキング」で2年連続最下位になっていることに対し、「いばらきイメージアップ大賞」などを通じて魅力度アップの取り組みを行うことを、2月18日の定例会見で明らかにした。
しかし、「途中の46位や45位になると余り注目する人がいなくなるということを言う人がいた」としており、あえて3年連続最下位を獲得し、注目を浴びるというのも満更でもない様子。
一方で、10月の定例会見に引き続き、「魅力度ランキングは一点豪華主義で、学校の成績でいうと、100点が1つあればあとは50点でも目立つ仕組み。全教科が90点では目立たない仕組み。」と、茨城県が全教科で90点なのかはともかく、恨み節炸裂。さらに、「もともとそういうほうを目指しているわけではない」と違いも強調し、住みよさランキングで100位以内に7市がランクインし、5位に守谷市が入っていることなどを挙げた。
また、茨城空港と直行便でかつて結ばれていた、韓国の仁川市議ですら「茨城ってどこだ」と言うので、知事が「つくばのあるところ」と言うとすぐわかったという、あまり笑えないエピソードを前回同様披露したほか、新たに、ベトナムのホテルのレストランで扱われることになった常陸牛を、現地では日立製作所の「日立(HITACHI)牛」と捉えられていることを例に挙げ、売れているところの名前を使って、「日立製作所のふるさと、オリジンだと言えばこの茨城というものを有名にできる」と持論を展開した。