JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
アメリカン航空、機材の退役加速 757−200型機など5機種
アメリカン航空は、経年機の退役を加速させる。
2020年末までに退役を予定していた、エンブラエル190型機とボーイング767-300ER型機を退役させた。さらにボーイング757-200型機とエアバスA330-300型機の退役も加速させる。PSA航空が運航する、CRJ200型機も運航を終了する。
エアバスA330-300型機は、USエアウェイズが2000年に導入。2020年1月1日時点で9機を保有していた。大西洋横断路線のほか、一部の国内線に投入していた。
ボーイング757-200型機は、アメリカウエスト航空が1987年、アメリカン航空が1989年に導入し、2020年1月1日時点で34機を保有していた。国内主要路線やハワイ路線、一部の大西洋横断路線や中南米路線にも投入していた。
ボーイング767-300ER型機は、アメリカン航空が1988年に導入。2020年1月1日時点で17機を保有していた。大西洋横断路線のほか、一部の国内線、ハワイ路線、中南米路線に投入していた。
エンブラエル190型機は、USエアウェイズが2006年に導入。2020年1月1日時点で20機を保有していた。
CRJ200型機は、PSA航空が2003年に導入。2020年1月1日時点で19機を保有していた。シャーロット、ワシントン、フィラデルフィアを拠点に東海岸の国内路線に投入していた。
機材の統一により、運航の複雑さが解消されるとしている。エアバスA321neoやボーイング737 MAX、ボーイング787型機の納入を継続しており、訓練の効率化や整備の合理化の恩恵を受ける。