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JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
ボーイングは4月30日、アメリカ・ワシントン州で、2機目のボーイング777Xの初飛行を完了した。
飛行時間は2時間58分。シアトルのボーイングフィールドには午後2時2分に着陸した。試験機は4機あり、初号機はすでに、100時間近くに渡り、種々のフラップ設定、速度、高度、システム設定による飛行試験を実施している。
今後は地上のテレメトリーステーション(遠隔測定装置)のみを使用する代わりに、スタッフを搭乗させて試験をモニタリングすることができるようになる。これにより、距離を延長した試験が可能になるという。
ボーイング777Xは、777-8型機と777-9型機の2機種から構成される。標準2クラス構成で、777-8型機は384席、777-9型機は426席を配置している。エンジンはGEアビエーション製のGE9Xを2基搭載する。2013年にプログラムをローンチし、2017年に生産を開始。2019年から地上試験を開始した。初号機は今年1月25日に初飛行した。2021年の初納入を予定している。