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JR東日本は、2019年12月から使用している秋田新幹線用の融雪装置の稼働実績を発表した。
これまで、秋田新幹線の上り列車では、台車などに付着した雪を落とす作業を盛岡駅到着時に人力で行っていた。2019年12月からは、盛岡駅手前の田沢湖線大釜駅に設置した温水噴射装置による作業に切り替えた。
2019年度の融雪装置の稼働は3月31日で終了。稼働開始した12月15日から3月31日までの期間中、1,853本のうち97本の列車で融雪装置が稼働した。2018年度は42本の列車で行われた人力での雪落とし作業が、2019年度は2本に抑えられた。
2019年度は記録的な暖冬となったものの、JR東日本は、「十分な融雪効果が確認できた」として、引き続き各種データの収集を行い、設備の安定稼働と東北新幹線の安全安定輸送に取り組むとしている。