ANAグループ、2021年度の採用を一時中断

全日本空輸(ANA)

ANAホールディングスは、グループ各社の2021年度入社の採用活動を一時中断すると発表した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で移動需要が急減し、今後の事業計画を策定することが困難な状況であることから決めたもの。再開や時期は、今後の動向を見極めて検討し、グループ各社の採用ホームページなどで案内していくという。

当初は、全日本空輸(ANA)やピーチ・アビエーションでは地上職や客室乗務職などで800人程度、ANAエアポートサービスやANA成田エアポートサービスなどの空港各社で1,750人程度など、グループ37社で3,200人程度を募集していた。応募者には採用担当者より案内する。

ANAホールディングスの福澤一郎取締役常務執行役員は、4月28日に開いた決算会見で、新卒採用を抑制する可能性を示唆していた。

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