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スカイトラックス、世界最高の空港にチャンギ国際空港を選出 トップ10に日本の4空港ランクイン
イギリスの航空調査会社であるスカイトラックスは、「The World's Best Airports of 2020」を発表した。世界最高の空港には、シンガポールのチャンギ国際空港が選ばれた。
2位は羽田空港、3位はドーハのハマド国際空港だった。1位と2位は昨年と同位で、2019年に3位だったソウル・仁川国際空港は4位に後退した。
スカイトラックスのエドワード・プレイステッド最高経営責任者(CEO)は、「シンガポール・チャンギ空港が8年連続で世界一の空港に選ばれたことは、本当に素晴らしいことであり、素晴らしい一貫性を示している。シンガポール・チャンギ空港は、今でもお客様に人気の高い空港であり、空港内のほぼすべての場所でご利用いただけます。また、ジュエル・チャンギエアポートは、魅力的なアトラクションやユニークな小売・飲食コンセプトに満ちた複合的な観光地です。」と賞賛した。
日本の空港はトップ10に、7位に成田国際空港、8位に中部国際空港、10位に関西国際空港がそれぞれランクインした。昨年と比べると、成田国際空港は10位から7位、関西国際空港は11位から10位へとランクアップし、中部国際空港は6位から8位へとランクダウンした。
羽田空港は、空港内の清潔さや快適さを評価する「World's Cleanest Airports」部門では5年連続、国内線の空港全体を評価する「World's Best Domestic Airports」では8年連続、高齢者や障害者などの移動サポートの取り組みに優れた空港を選ぶ「World's Best PRM / Accessible Facilities」では2年連続でトップだった。
成田国際空港は、「World's Best Airport Dining Experience」部門で1位となった。2016年以来、2度目の受賞。多様なジャンルの店舗を展開し、サービス向上に取り組んできたことが評価された。
中部国際空港は、リージョナル・エアポート部門で6年連続、アジア地域のリージョナル・エアポートでは10年連続、1,000万人〜2,000万人の旅客数別部門では5年連続でそれぞれ1位に選ばれた。
関西国際空港は、「World's Best Airport Staff」、「Best Airport Staff in Asia」、「World's Best Airport for Baggage Delivery」の3部門でも1位だった。
評価には、100国籍以上の空港利用者が参加。550以上の空港が対象となった。表彰式は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中止された。