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奈良の古民家宿「遊山ゲストハウス」がリビングを改装 旅人同士が交流して繋がるスペースがさらに拡大
JR奈良駅から徒歩3分ほどにある、築80年の日本家屋を改装した「ゲストハウス遊山(ゆざん)」が宿泊者の共有スペースとなるリビングを大改装しました。
その改装について、宿主の清重拓自さんにお話を伺いました。
ー今回の改装について、その意図を教えていただけますか?
清重さん(以下、敬称略)「今回、4人部屋を一つまるまる潰して、共有スペースを倍の広さに拡げました。一人旅や少人数でのお客様に、よりゆったりとした時間を過ごしていただきたいと思いまして。」
ー確かにこれだけの広さがあると、宿泊者同士が交流することもできるし、それぞれに時間を過ごすこともできますね?
清重「改装の際にバーカウンターも作ってもらいまして、夜はビールなどの提供も始めました。ウチの場合は、あえて宿側からイベントなどをすることはないのですが、旅行者同士が気軽に情報交換をしたりお酒を飲みながら交流する、そしてこのリビングの中で自分の時間を過ごす人がいてもいい、それにはこのくらいのスペースが必要だと考えていましたので。」
ー宿泊者それぞれが宿を楽しめる仕掛けの一部なのですね?
清重「なによりも宿泊いただいた皆さんの“心に残る場”にしていきたいです。今回の改装によってオープン時の4年前に経験した新鮮な気持ちを思い出しました。またここから新たに少しずつ積み重ねていきたいと考えています。」
(飲食の提供は宿泊者のみ)
2010年のオープン以来、多くの旅人が交流してきたテラスのウッドデッキへと続く素敵なリビングをさらに拡大。とても贅沢なスペース使いにより、宿泊者同士のつながりを演出しそうだ。1泊1名2,400円から、3泊以上で連泊割引あり。