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長野県松本市のゲストハウス「東家」が新体制で再オープン レンタルサロン「トネリコ広間」を併設
長野県松本市のゲストハウス「東家(あずまや)」が、8月8日から新体制で再オープンした。同ゲストハウスは、2013年9月に一度オープンし同年10月から休業となっていた。
再オープンに先立ち7月26日には、内覧会やフリーマーケット、餃子とビールの会が催され、地域拠点としての活動は始まっていた。新代表は大島健一さんとなり、「クラフトフェアまつもと」や「工芸の五月」などを主催するクラフト推進協会スタッフ有志がボランティアで運営で行っている。
1階には14畳の広さがあるオープンサロン「トネリコ広間」があり、こちらはレンタルスペースとしても貸し出される。2階が宿泊部分となり、定員4名の男女ドミトリーと同定員の女子ドミトリーが1泊1名3,000円、2名定員の個室が1泊1名4,000円となっている。
役職が看板娘という 小森佳美さんにお話を伺いました。
ーオープンおめでとうございます。とても至便な立地ですね?
看板娘の小森佳美さん(以下、敬称略)「松本の主要観光通りの中町通りや縄手通りにもほど近く、徒歩でもレンタサイクルでも街を巡りやすい立地です。 」
ーゲストハウスの方向性や特徴を教えて下さい。
小森「クラフト感が溢れる宿です。クラフトフェアまつもとのスタッフが運営に関わり、一階のサロンでは展示が行われ、作家さんも多く訪れる、クラフトに触れられる宿です。ベッドひとつひとつに、家具製作によく使われる樹種の名前がついています。」
ー確かに松本はクラフトの街でもありますよね。とてもこだわりが感じられます。
小森「松本の観光エリアと暮らしエリアのちょうど境界線にあたる立地を活用し、旅と暮らしをつなげる役目を担いたいと考えています。一階で行われる展示には地元の方も来てくれるので、宿泊のお客様と地元の方々との交流も生まれています。展示作品は普段見る作家さんの作品とはまた違う別の角度から捉えたものであったり、クラフトを介して作家さんの人間性を豊かに表現していきたいです。」
ー最後にゲストハウスの周辺情報で、お伝えしたいことがあればおご紹介を願いします。
小森「周辺にはここをお勧めしたいと選びきれないくらい、お洒落なカフェやバー、ごはん屋さんが多数あります。雑誌に載るような有名店から、地元の人にこよなく愛される小さな銘店までご案内可能です。また、水に恵まれた地域です。宿は、数々の湧水が流れ込む女鳥羽川にかかる大橋のたもとにあります。女鳥羽川が流れ、せせらぎの音がほどよく聞こえます。周辺には井戸も多数。宿の庭にも湧き水があります。」
アクセスは徒歩で、中町から1分、JR松本駅から15分、松本城から10分。バス利用の場合は、 タウンスニーカー東コースが便利で、 龍興寺で降りて徒歩3分程。料金は200円。