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AIR DO/エアドゥ、今後は737-500を退役へ
AIR DOは5月末日、2013年3月期(2012年4月1日~2013年3月31日)決算を発表しました。
売上高は前期比4.8%増の452億3600万円、営業利益は前期比49.2%減の17億9800万円、経常利益は前期比49.7%減の18億600万円、純利益は前期比70.5%減の6億4000万円。輸送実績においては、旅客数が前年機5.9%増の193万2717人、有償座席利用率(L/F)は前期比2.0%減の73.5%となっています。
旅客単価の減少等がみられたものの、営業収入が前期比で4.8%増えたことについて、AIR DOでは2012年3月にボーイング767-300型機を1機、2012年度下期にボーイング737-700型機を2機導入したことによる提供座席数の増加、2011年度に東日本大震災で大きく影響を受けた「札幌-仙台」線の通期運航などがプラスに転じたとコメントしています。
また、営業利益、経常利益、当期純利益が前期比が大きく下回ったことについては、運航便数の増加に伴う航空燃油費等の増加、航空機減価償却費の増加、「株式会社AIRDO」への社名変更、および新規路線就航に伴う広告宣伝費の増加等を要因に挙げています。
なお、今後の運航機材は737-500型機を順次退役させ、737-500よりも燃費向上・整備費用の低減等の効果が確認された737-700型機の導入を推し進めることを表明。現有の767-300型機の後継機については、具体的な機種は未定としており、一定の方向性を見出せるよう進めていくと述べています。