ジェットスター・ジャパン、国内LCC初の貨物事業をスタート

ジェットスター・ジャパンは、国内LCC(格安航空会社)初となる貨物事業を開始しました。

ジェットスター・ジャパン,A320

国内LCCでは初の貨物事業を開始したジェットスター・ジャパン Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

Air Logistics Japan(エアロジスティクス・ジャパン)株式会社と物流事業において提携し、国内のLCCとしては初めて貨物事業にジェットスター・ジャパンが参入。成田、関西をネットワークハブとし、新千歳、福岡、那覇路線から貨物サービスを始め、貨物輸送の体制が整い次第、順次名古屋(中部)、大分、鹿児島、松山へも拡大していく方針です。

ジェットスター・ジャパンが保有するエアバスA320の13機すべてに搭載可能なコンテナを使用し、1機あたり7台のコンテナが搭載可能。計画では最大で5台の貨物用コンテナを使用するとしています。

1便あたりの最大積載量はおよそ5トン。貨物運送便数は、成田発着が1日16往復、関西発着が1日5往復の計1日21往復となっています。

また、対応機材数は7月現在ジェットスター・ジャパンが使用中の13機すべてで、今後導入する機材もすべて貨物運送事業に使用する方針を示しています。

 
■ジェットスター・ジャパン 貨物事業路線
1. 東京(成田)=札幌(新千歳)
2. 東京(成田)=大阪(関西)
3. 東京(成田)=福岡(福岡)
4. 東京(成田)=沖縄(那覇)
5. 大阪(関西)=札幌(新千歳)
6. 大阪(関西)=福岡(福岡)
7. 大阪(関西)=沖縄(那覇)
(※他就航地は、体制が整い次第順次開始)