ボーイング、787-9初号機をロールアウト ニュージーランド航空へ2014年半ばデリバリー

ボーイングは米時間7月27日、787-9の初号機を格納庫よりロールアウトしました。

ボーイング787-9,初号機,エバレット工場

ボーイング「787-9」初号機のロールアウト様子=EVERETT,Wash.,2013/07/27 資料提供:Boeing

787-9型機は787-8型機の胴体を6メートル拡張したタイプ。787-8型機と同様、従来機に比べ20%少ない燃料で運航でき、航続距離にして14,800~15,750kmが可能。機内は双通路型とし、座席仕様は250~290座席としています。

ボーイング787-9,初号機,エバレット工場

ボーイング「787-9」初号機のロールアウト様子=EVERETT,Wash.,2013/07/27 資料提供:Boeing

また、機内は787-8のキャビン内と同様に調光窓やLED照明を採用し、快適な湿度を保ちます。

787-9型機のローンチカスタマーはニュージーランド航空(ANZ)。ボーイング社によると、2013年夏終わりころに最終的な生産ラインを終え、2014年半ばにニュージーランド航空へデリバリーを計画しているという。

ニュージーランド航空では787-9導入後、成田-オークランド線や上海-オークランド線に投入します。