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ANA、米パイロット訓練会社「パンナム」を買収
ANAホールディングスは7月30日、米国トップのパイロット訓練会社「パンナムホールディングス(Pan Am Holdings, Inc)」、「パンナム・インターナショナル・フライトアカデミー(Pan Am International Flight Academy)」のすべての株式を1億3950USドル(約137億円)にて取得し、株式売買契約を締結致したと発表しました。
これは、ANAグループの中期経営戦略の一環であり、飛躍的な増加が見込まれるパイロット訓練需要を取り込むのが狙い。
ANAグループは2011年にパイロット訓練会社「パンダフライトアカデミー(panda Flight Academy)」を設立し、パンダ社とパンナム社はこれまで業務提携を行う中で良好な関係を構築。今回の全株式取得で、高品質な訓練プログラムを提供することによりANAグループのパイロット訓練事業の強化を目指します。
なお、パンナムの訓練拠点はマイアミ、シンシナティ、デンバー、ラスベガス、メンフィス、ミネアポリス。提携航空会社はユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空、アトラス航空、FedEx。
パンナム社は、パンアメリカン航空のパイロット訓練部門として1980年に設立され、パンアメリカン航空の破綻後も訓練提供会社として事業を継続。現在においても着実に成長を遂げており、基礎訓練企業を買収するなど事業展開も拡大しています。