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8月14日、羽田からフランクフルトに向かうANAの203便において、離陸前にエンジン用消火装置に不具合が発覚しました。
トラブルの原因となった機種はANAのボーイング787、機体番号/レジ「JA813A」。エンジン用消火器の配線ミスを整備士が発見し、必要な部品交換を実施。欠航に至るまではなく、同機は約1時間45分遅れでフランクフルトに向けて無事に出発しました。ANAによると、保有する20機すべての787について、今回不具合が見つかった箇所の点検を実施。同様の不具合が他の2機で発見されたという。
一方、JALも保有するすべての787において一斉点検を実施し、10機すべて配線ミスがないことを確認。なお、この時点で飛行中だった成田発/ヘルシンキ行の787、JL413便(機体番号/レジ「JA822J」)は一度引き返して成田で点検を行い、乗客は他の機材に乗り換えて、およそ7時間10分遅れで成田を離陸しています。