バニラ・エア、LCC特有の手荷物預け20kgまで無料　運賃はシンプル・コミコミ・わくわくの3種類

2013年10月1日

成田を拠点とする新LCC「バニラ・エア（JW）」は、12月20日より段階的に新設する運航路線を国内線は成田－那覇、新千歳線、国際線は成田－台北（桃園）、ソウル（仁川）線と発表し、また、各路線の運賃と運賃体系も同時に公表しました。
バニラ・エア、成田拠点の就航4路線を発表　運賃は5,500円～

「バニラ・エア」の就航4路線の運賃や各種手数料、運賃種別を発表したエアアジア・ジャパン（JW）

運賃種別は「シンプルバニラ」、「コミコミバニラ」、「わくわくバニラ」の3種類。運賃の特長として、バニラ・エアではLCC（格安航空会社）に特有な手荷物預けが20kgまで無料。
最も割安な「シンプルバニラ」運賃は座席指定が300円、予約変更は2,000円、払い戻し不可。「コミコミバニラ」は「シンプルバニラ」運賃に2,500円を追加した運賃種別で座席指定無料、予約変更は500円、払い戻しは3,000円にて受け付けます。
「わくわくバニラ」運賃は座席数を制限した特別運賃。ジェットスター・ジャパンやピーチアビエーションが期間限定で発売する「セール運賃」に類似した値下げ価格を設定する見通しです。なお、「わくわくバニラ」運賃は手荷物預けを1,000円～に設定。

新生LCC「バニラ・エア」について発表した石井知祥社長就航は12月20日より

そのほかの手数料等については、バニラ・エアの公式サイトにて予約した場合、支払手数料が1人1区間につき200円。電話による予約は200円の支払手数料に加え、1人300円を予約センター利用料として加算。空港カウンター購入時は、現金支払いは無料で、カード決済は1人1区間につき200円加算のほか、カウンター利用料700円が必要です。
航空券の支払方法はクレジットカード決済とコンビニ払いの2通り。また、バニラ・エアでは座席を占有しない生後9日以上2歳未満の乳幼児を同伴する場合、乳幼児運賃1,500円を適用します。国際線の航空券購入時、バニラ・エアでは燃油サーチャージ不要で旅客施設使用料が別途必要（成田=2,540円）。
発売開始は11月1日から
　
■バニラ・エア運賃種別

路線	シンプルバニラ	コミコミバニラ
成田－那覇	7,500円～	10,000円～
成田－札幌	5,500円～	8,000円～
成田－台北	10,000円～	12,500円～
成田－ソウル	8,000円～	10,500～