JALのモスクワ発/成田行きのJL442便にて使用されたボーイング787型機は日本時間10月9日、飛行中にトイレが故障したとして、モスクワに引き返す事態が起きました。JL442便(モスクワ発/成田行き)にて使用された機材はJALの787、機体番号/レジ「JA832J」。
JALのボーイング787型機 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
JALによるとJL442便がモスクワを離陸した後、飛行中に電流を調整する変圧整流システムに不具合が発生。この結果、機内の7か所あるうちの6か所のトイレで水が流れなくなり、トイレが使用できなくなったため、モスクワへの引き返しを決定したという。
なお、今回トラブルが起きた変圧整流システムは、バッテリーとの関係はないとしています。
JALでは日本時間同日、サンディエゴ発/成田行きのJL65便(機体番号/レジ「JA825J」)が飛行中、右側エンジン空気取り入れ口への着氷を防止するシステムのトラブルが発生。サンディエゴへ引き返した後、必要な整備処置を実施し約5時間10分後に再出発しています。