エアバス、2015年よりシャークレットを標準装備へ 燃費改善とコスト削減に貢献

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エアバスのシャークレット装備A320型機 資料提供:Airbus


エアバスは10月29日、A320型機のためのシャークレット改良プログラムを導入すると発表しました。
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シャークレットの追加導入プログラムを実施するエアバス。A320neoは標準搭載へ 資料提供:Airbus

A320型機に装備されているシャークレットは燃料を削減する翼端装置。2015年より提供を開始し、現在A320型機を使用している航空会社はこの改良型シャークレット付きA320型機を導入することで、燃費改善による大幅なコスト削減とパフォーマンス向上が見込めます。また、改良されるシャークレットはA320ファミリーのうち、A320とA319向けに提供されます。
改良型シャークレットが利用できる対象機材は航空各社が現在使用している4,000機以上のA320ファミリー。エアバスによると、すでに約200機の受注が確定しているという。
エアバスでは2012年12月よりシャークレットのオプションサービスを開始しましたが、今回の改良プログラム導入に伴い、2015年10月より運航開始を目指すA320neoはシャークレットが標準搭載となります。