バニラ・エア、成田-香港とミクロネシアの就航検討 早期黒字化を目指す
成田空港を拠点に12月20日より就航を開始するANAホールディングス100%出資のバニラ・エアは、成田-香港線とミクロネシアへの就航を検討しています。
新生LCC「バニラ・エア」について発表した石井知祥社長 就航は12月20日より 資料提供:エアアジア・ジャパン
これは、ANAホールディングス(ANA HD)が「ANAグループ次期経営戦略で目指す方向性」の中で発表したもの。
ANA HDは日本や東アジアにおけるLCCマーケットを創出し、香港やミクロネシアなどリゾート・プレジャー路線を中心とした国際線展開により、バニラ・エアの早期黒字化実現に向けて収益事業としての基盤を確立したい考えです。
一方、ピーチアビエーション(APJ)は関西圏における成功をベースに、ネットワーク拡充により事業基盤を強化する方針を発表。バニラ・エアは成田を拠点、ピーチは関西を拠点としてこれら2社のLCC事業もグループ全体の収益最大化に繋げるため、さらなる旅行需要を獲得する構えです。