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バニラ・エアのA320初号機「JA01VA」、塗装なしで成田に到着 19日に伊丹へ
バニラ・エア(JW)初となる機材、新造機のシャークレット装備A320が11月14日の夕方17時過ぎ、成田空港に到着しました。
バニラ・エアが受領したエアバスA320初号機は、ANAホールディングス(ANA HD)が航空機リース会社のAWASとリース契約した3機のうちの1機。まだ塗装されていない真っ白い状態です。座席数は180席仕様で、機体番号は「JA01VA」で登録済み。エンジンはCFMインターナショナル社製の「CFM56」を搭載。
同機はフランス・トゥールーズを現地時間11月12日に出発し、アラブ首長国連邦・シャールジャ国際空港、タイ・ドンムアン空港(バンコク)を経由し、無事に成田空港へ到着しています。12月20日からの就航開始当初はこの初号機を含め、12月中旬に2号機の納入を予定。2014年3月末までには5機体制を目指します。
バニラ・エアの座席は180席と166席仕様の2タイプがあり、現段階では各座席仕様をどの路線に投入するかは未定。今後、運用を決めていく方針です。客室乗務員は国内線・国際線とも、1機につきCA4名体制で乗務します。
座席数を180席仕様のみに限定せず、全日空(ANA)と同じ166席仕様を採用した経緯については、バニラ・エアが2013年度冬期中に昨年度と同様の5機体制にすることを優先して機材導入を進めた結果、166席タイプも採用したとしています。
成田に飛来した塗装前のA320はこれから必要な準備を整えて11月19日(火)に成田空港を出発し、塗装のため大阪・伊丹空港に向かいます。塗装は同空港隣接のANAベースメンテナンステクニクス格納庫で実施し、塗装完了後は12月上旬に再び成田へ飛来予定。
この格納庫は、過去にも全日空(ANA)の特別塗装機「ゆめジェット~You&Me~(ボーイング767-300/機体番号:JA8674)」等が塗装されています。
バニラ・エアは目標とする搭乗率(ロードファクター・L/F)を全路線平均で80%以上、遅延率15%以下、欠航率1%以下に掲げ、12月20日以降の再出発に備えます。初便はこの初号機を使用し、乗客には搭乗証明書などの記念品が配布されます。