ANA、伊豆大島とフィリピン台風被害を寄付・輸送協力等で支援

全日空(ANA)は2013年10月16日に伊豆大島を直撃した台風26号、11月8日にフィリピン中部を直撃した台風30号の被害状況を踏まえ、被災地に定期便を運航する航空会社として、また人道的観点から支援を実施します。

ANA,CSR

伊豆大島とフィリピンの台風被害を踏まえ、支援活動を実施するANA Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

伊豆大島への支援活動ではANAグループ内ボランティアを派遣。11月16日~11月末日の期間を予定に行い、状況に応じて支援活動を延長します。ANAでは社内備蓄食品の一部を被災地に提供したほか、10月17日以降は羽田-大島間にて合計14便の臨時便も運航しています。

フィリピンへの支援活動では、日本赤十字社(以後、日赤)およびJPFを通じて救援で渡航する人に対して、座席を無償提供。成田-マニラ線を対象とし、11月15日~12月13日の期間で実施します。救援物資の輸送協力も行い、日赤、JPF、日本政府、自治体等の公的機関からの救援物資を無償で輸送します。

伊豆大島、フィリピンへの寄付活動も実施。ANAグル-プ内で寄付を募るとともに、ANAマイレ-ジクラブ会員へ「伊豆大島およびフィリピン台風被害へのマイルによる寄付」を呼びかけ、集まった寄付金とマイル寄付相当額は日赤を通じて被災地支援に役立てられます。

マイルによる寄付は1口3,000マイル(3,000円相当)。11月22日10時~12月25日9時59分の期間中、ANA SKY WEBの専用サイトで寄付を受け付けます。

フィリピンへのCSR活動については日本航空(JAL)も被害を鑑み、支援金の寄付や救援物資輸送、支援者渡航への協力ならびにマイル寄付を実施しています。