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スターフライヤー、北九州-釜山線撤退 経営改善に向けて機材も減らす
燃料費や整備費用のコスト増加などが影響し、経営の悪化が避けられないスターフライヤー(SFJ)は11月15日、経営合理化計画の策定において、北九州-釜山(プサン)線から撤退すると発表しました。
北九州-釜山線は2014年3月29日まで運航し、3月30日より運休。運休対象便の航空券購入者はスターフライヤーまたは、購入した旅行会社の担当者から詳しく案内するとしています。11月1日にスターフライヤーは2014年3月期決算の業績予想を下方修正し、17億4000万円の赤字決算となることを予想。
収益の悪化は、宣伝広告費や円安による燃料費高騰、リース機返却と運航機材数を増やしたことに伴う整備費用のコスト増等が主な原因です。
今回発表した合理化計画では、北九州-釜山線の撤退のほか、スターフライヤー初となる希望退職者募集も発表。30歳以上のスターフライヤー社員を対象に30名程度募ります。退職日は2014年3月末を予定とし、特別退職支援金の支給や再就職を支援するとしています。
また、経営改善に向けて機材計画の抜本的な見直しも実施。2013年1月時点では、2014年3月までに12機体制に機材を増強する計画案でしたが、これを変更。2014年度は運航機材を現在の11機から2機減らして、9機体制で再出発する方針です。