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パンダフライトアカデミー、A320副操縦士昇格に必要な訓練受託開始
ANAグループのパイロット養成専門会社「panda Flight Academy(パンダフライトアカデミー)」は、国土交通大臣より指定航空従事者養成施設として、エアバスA320型機の副操縦士昇格のための課程「事業用操縦士 限定変更 エアバス式A320型(初めて操縦に2人を要する飛行機の限定を取得する課程)」の承認を受け、11月24日よりピーチアビエーション(APJ)から受託した当該訓練を開始すると発表しました。
この課程は、大学の操縦科卒業等で基礎的な操縦免許のみを有する者に対して、航空会社の副操縦士となるために必要な旅客機の免許を初めて取得させる訓練。従来は航空会社が自社で行っていました。国土交通大臣の承認を受けたことにより、今後はパンダフライトアカデミーが当該訓練を航空会社に提供してこの課程を修了することで、航空局の航空従事者試験官による実地試験が免除となります。
また、当該訓練はジェット旅客機運航の基礎を集中して学ぶための予備課程を別に設定することや、模擬飛行装置(シミュレーター)のみによる訓練・審査を行うことにより、実際の飛行機の使用を最少化するなど、新たな訓練の仕組みを構築し、訓練の効率化と期間短縮を実現したという。